私たちは、森に関わる仕事をしている、小さな会社です。
東に南アルプス、西に中央アルプス。美しい山々に囲まれた信州伊那谷で、 森と暮らしをつなぐ仕事をしています。
日本は国土の7割近くが森林という、世界有数の森林国です。 けれど、その多くは先人が「50年後の子孫のために」と植えた人工林。 暮らし方が変わり、森に人の手が入らなくなると、 木々が過密になり、光が届かない暗い森が増えてしまいました。
森のエコシステムが機能不全になりつつある。 それが人の利用の過程で起こっているのであれば、 その状態を良いものにするために、 私たちは企業活動を行っていきたい。 素直にそう思えるようになりました。
やまとわには「農と森事業部」というチームがあります。 春から秋は畑で無農薬の野菜を育て、 冬は森に入り、木を伐り出す。
畑の作物は数カ月分の太陽エネルギーを蓄え、 木は数十年のエネルギーを幹に閉じ込めています。 この自然からの贈与を、どう組み合わせて暮らしと経済をつくるか。 それがとても合理的なものに思えました。
木工で出たたくさんの端材は、炭にして畑に戻す。 森の落ち葉と馬糞でつくる堆肥が、野菜を育てる土になる。 農と森、ふたつの循環が「土づくり」という点で合流して、 8の字を描くように回っていきます。
手入れがされない森の現実に対してのアクションとして、 地域の木で家具をつくること。 その物語を、必要な人に届けること。 5人で始まった会社は、今では30名近いスタッフと一緒に、 農と森事業部、木工事業部、暮らし事業部、森事業部の 4つの事業部で森と暮らしのつながりを考えています。
伊那谷のアカマツを紙のように薄く削った経木「信州経木Shiki」。 アカマツの「軽さ」を個性として捉え直した折りたたみ家具「pioneer plants」。 里山のコナラやクリでつくるオフィス家具「DONGURI FURNITURE」。 経木の原点に立ち返り、手で書く時間のための文具「Shiki bun」。 森の恵みを食卓へ届ける食品ブランド「YAMAZUTO」。
どの商品も、どこの森から、誰が伐って、 誰が板に挽いてくれたのかがわかります。 「どこから来て、どこへ行くのか」が見えるものづくり。 それが私たちの誇りです。
「こういう暮らし方いいよね」という価値観が、 「森をつくる」につながる未来。
このショップは、その未来への小さな入口です。 ここにある商品を手に取っていただくことが、 伊那谷の森が少し元気になることにつながっています。
商品を「買う」というよりも、 この循環に「参加する」という感覚で、 楽しんでいただけたら嬉しいです。
株式会社やまとわ
HP:web
Instagram:@yamatowa_ina
信州経木Shiki
HP:web
Instagram:@kyougi.shiki
やまとわ木工
Instagram:@yamatowa_craft
森の堆肥
Instagram:@yamatowa_taihi